Toyota Supra Connectって?
GRスープラは車両のデザインや性能というハードウェア面に注目されがちで,ソフトウェア面はあまり知られていません。
GRスープラでは,「Toyota Supra Connect」というコネクティッドサービスが提供されています。
日本では3年間無料で使用できます。
主なサービス内容は以下の通りです。
・車両遠隔操作(ロック解除・パーキングベンチレーション等)
・目的地を車両に送信
・車両の位置特定
・サポートデスク,エマージェンシーコール
・車両でのインターネット経由の天気やニュース取得
・地図更新
・Apple Carplay
普通のトヨタ車で提供されているT-ConnectやレクサスのG-Linkとサービス内容はあまり変わりません。ただし,BMWのサービスプラットフォームを使用しています。
Toyota Supra Connectへの登録
今回は,オーナーではないと体験できないToyota Supra Connectへの登録を紹介しようと思います。
登録には,納車時に貰う「Toyota Supra Connect サービス利用説明書」に書かれているVINという登録コードが必要になります。
Webサイトの登録時によくあるSMS送信のようなイメージです。
確認コードを入力すれば,自分のアカウントに車両を結びつけることができます。
このサービスのサーバーはBMWの運営であるため,BMW内での呼び方なのでしょうか。
ちなみに,BMW Z4でGRスープラ RZと同じエンジンを積んでいるのはM40iというグレードであるため,この車両(RZ)で40iと表示されているのは納得がいきます。
SZ-Rであると30i,SZであると20iと表示されるのでしょうか。
登録が完了すると以下の画面になります。
これはPC上での表示です。
Toyota Supra Connectはスマホでもアプリが提供されています。
iOS・Androidどちらでも利用可能です。
本当はiPhoneが車のキーになる「BMWデジタル・キー」に対応していると良いのですが・・・
2020年7月以降に生産されるBMW車は対応しているようなので,いずれスープラも対応するかもしれませんね。(後付けパーツに期待)
このアプリのもう一つ便利な機能は,車両に目的地の送信ができることです。
車両のiDriveで目的地設定するのは入力が面倒であるため,事前に目的地セットができるのは便利です。
例えば,ネット検索した飲食店を目的地にするときに,アプリで送信すればすぐ出発できます。
Toyota Supra ConnectはBMWの提供
余談ですが,Toyota Supra Connectはpowered by BMW ConnectedDriveとなっており,BMWのプラットフォームを使用していることを示しています。
Toyota Supra Connectのトップサイトは,「toyota-supraconnect.jp」となっており,Whoisで検索するとトヨタが持つドメイン名であることが分かります。
しかし,ネームサーバーや連絡先を見るとBMWとなっているので,ドメイン名を持っているのはトヨタ,運営しているのはBMWということが明らかになります。
普段使うのは地図更新とApple Carplayぐらいで,無くても良い機能ばかりですが,こんな機能もあるんだぜと気持ちを満たすには良いかもしれません。(更新はいくらなんだろう)
0 件のコメント:
コメントを投稿